松戸市立病院~子どもたちの生命と健康を守る病院(1)小児科 | 松戸子育て応援サイトまつどあ

松戸市立病院~子どもたちの生命と健康を守る病院(1)小児科

松戸市立病院

松戸市立病院には、小児医療センター(小児科、小児外科、新生児科、小児心臓血管外科)があって、救急・集中治療・専門外来が整っています。
急病や救急時はもちろん、ちょっと難しい病気にかかったという時もしっかり対応してくれる頼もしい病院です。
小児科部長平本龍吾医師、小児救急看護認定看護師(※1)下鶴有紀さんに伺いました。

松戸の重症の子どもはすべて受け入れます

――市立病院の小児科は、すぐれた環境だと聞いていますが具体的に教えてください。
小児科部長 平本龍吾医師

小児科部長 平本龍吾医師

松戸に住んでいる子どもは救急車のたらい回しにあいません。
当院の小児科は、24時間365日体制で、23名の常勤医師が、松戸市および東葛北部地区の小児救急医療を行っています。
松戸市には松戸市夜間小児急病センター(18:00~23:00)や、二次病院(※2)もありますが、心肺停止やけいれんが止まらないお子さんなど最重症の場合、東葛北部地区の最終受入れ病院として当院が受け入れます。

その上、今年(2012年)の3月から県内の大きな病院5つ(※3)と「千葉小児救命集中治療ネットワーク」を組んでいます。
各病院が最新の受け入れ状況をオンラインでやり取りして、一刻でもはやい緊急対応を可能にする仕組みです。
また市内の二次病院とのネットワークも確立されています。
市内の小児科の先生方とも、勉強会をしたり情報交換をして、顔の見える関係を築いているんですよ。

――病院同士でそんなに密に連携をとっているのですね。

2014年4月には6床、将来的には更にベット数を増やし、10床の小児集中治療室(PICU)を設ける計画です。
千葉県内には子どもが84万人、集中治療室は4万人に1床必要と言われています。
つまり県全体で約20床必要なのですが、その内の半分が当院に設置されることになります。

千葉県内の小児集中治療室の半分が松戸にあることになるのですね!

まずはかかりつけ医を持ちましょう

――普段外来で受診するときには「待つ」イメージがあるのですが…

外来では、紹介状のあるお子さん、看護師が状態を見て重症と判断したお子さんが優先されます。そのため紹介状のないお子さんは長くお待ちいただくことになります。
かかりつけのお医者さんと相談して、紹介状を書いてもらってからお越しください。
紹介状のない方は、初診加算料が2,100円(市外3,150円)かかります。

――予防接種以外ではあまり受診しないと、「かかりつけ」のお医者さんとしてよいか、悩む人も多いのですが。

予防接種のときに受診するだけだったとしても、どんな風に説明してくれるか、疑問にうまく答えてくれるかを見て、自分にあったかかりつけ医を探せると思いますよ。

専門外来も常勤医が対応していて安心です

――午後の専門外来とは何ですか?
小児救急認定看護師 下鶴さん

小児救急認定看護師 下鶴さん

小児科の中でも、症状によってはより専門性の高い治療が必要となることもあります。
一般外来の診療時間は午前だけで、午後は専門外来です。
当院では、さまざまな小児の疾患に対応できるよう、内分泌、神経、循環器、血液・腫瘍、腎臓、アレルギーの専門外来を設けています。
当院ではどの科も常勤医が診ています。

看護師は20代、30代、40代がバランス良く在籍しています。
小児救急看護認定看護師も3名在籍しています。3名いるのは全国で松戸市立病院だけです。
後期研修医(※4)も当病院で勉強したいと、全国から集まって来ます。
それほど、全国でも高いレベルの小児への診療体制が整っている、ということなんです。

――松戸で子育てをしている母親として、とても心強くなるお話が聞けてとても嬉しく思います。
本日はありがとうございました。

受診までの流れ

原則、他の医療機関からの紹介状(診療情報提供書)が必要です。
紹介状があれば、電話またはFAXで予約も受け付けます。
詳しくは、松戸市立病院のホームページをご覧ください。

2017年12月27日(水)に移転改称に伴い、松戸市立総合医療センターへ改称しました。
内容は取材当時の状況です。ご承知おきください。
【ちょっとコラム】
市立病院の小児科病棟には保育士さんもいます。
朝7時半から21時まで保育活動をしてます。入院中の子どもや家族が少しでも安心して過ごせるように、また楽しめるようにと季節や伝統をとりいれたイベントも行っています。
病棟の廊下には保育士さんが作ったのかな?というかわいらしい壁飾りがたくさんあり、和やかな雰囲気でしたよ。

※1 小児救急看護認定看護師…小児救急患者・家族の抱える身体的・精神的・社会的問題について専門的な知識・技術を用いて支援を行う事を目的に活動しています。
子どもの救急医療現場において、緊急度や重症度に応じた適切な援助方法の選択が実践でき、速やかな対応ができるよう努めています。

※2 二次病院…「入院治療を必要とする患者」に対応する機関。
三次病院…二次救急医療では対応できない複数診療科にわたる特に高度な処置が必要、または重篤な患者への対応機関。
平たく言えば、「ICU(集中治療室)で加療する必要がある患者」への医療を指す。

※3 県内の大きな病院5つ…松戸市立病院、千葉大学医学部附属病院、東京女子医大附属八千代医療センター、県こども病院、順天堂大学浦安病院。

※4 後期研修医…医学教育を終え、医師免許を取得した者が、2年間の初期臨床研修終了後に進む専門研修。

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