松戸市の放射線対策 | 松戸子育て応援サイトまつどあ

松戸市の放射線対策

2011年3月11日東日本大震災から約2年。松戸市は「ホットスポット」として話題になったこともありました。

「子どもへの影響はあるのかしら?」「近くの公園の放射線は高いのだろうか」など、いままでにない状況に、どうしたらいいのか、不安に思ったこともあったと思います。

松戸市ではどのような対策が行われているのでしょうか。「放射能対策課」で、話を聞いてきました。

放射能対策課の取り組みについて

放射線対策課取材松戸市では、2011年12月に前身である「環境計画課放射線担当」が設置され、放射線測定器の貸し出しを開始しました。

その後2012年4月に「放射能対策課」が設置されました。放射線量などの情報発信、民間住宅の除染、市民からの放射能相談なども行っています。

「職員7名という小さな課ですが、頑張りと連携で、大きな取組を達成したい」と放射能対策課江部課長。

市民のみなさんの声を少しでも取り入れたいと言う思いで、市内10ヶ所でタウンミーテイングを開催。意見募集なども行い、これらを元に2012年6月に、下記の4つのテーマを柱にした「松戸市放射能対策総合計画」を策定しました。

  • 食品対策(農作物や給食などの検査)
  • 環境放射線低減対策(放射線の測定や除染)
  • 廃棄物対策(剪定枝や焼却灰の対策)
  • 健康管理(健康不安の軽減)
放射線の測定や除染を行っています

公園の除染———松戸市では他市に比べると、除染作業が進んでいると聞きました。具体的に教えてください。
江部課長:
松戸市では、独自に目標を盛り込んだ「松戸市除染実施計画」を作成しています。
子ども関係施設や子どものいる住宅では、「基準値」を「高さ50cm(砂場は5cm)で毎時0.23マイクロシーベルト未満」とし、超えた箇所の除染を行っています。 学校・保育所(園)・幼稚園などの校庭や園庭などは、2012年9月4日にすべて終了しました。
公園や通常人が入らない植え込みの後ろなどは、 2013年3月31日に終了しました。

放射線測定器——— 住宅の除染も行っていると聞きましたが、どのような状況ですか。
江部課長:
申し込みいただいた小さいお子さんのいる家庭などに対し、放射線を測定し、「基準値」を超えた箇所があれば、除染を行いました。半数近くの家庭は「基準値」を超える箇所がなく、除染作業なしという結果です。また除染作業を行う場合でも、雨どい下や雨水枡などのスポット的な作業がほとんどです。

———まだ住宅の除染を申し込むことはできますか。
江部課長:
平成24年度の受付は終わりましたが、平成25年度の受付については、現在検討中です。決まり次第お知らせします。
なお放射線測定器の貸し出しは引き続き行っていますので、放射能対策課まで電話でお申し込みください。

農作物や給食などの検査を行っています

食品の放射線測定———給食などの食物は安全ですか。
江部課長:
松戸市内で採れた農産物や水道水などは、放射性物質検査を順次行い、松戸市のホームページで、結果を公開しています。
2011年10月より保育所・小中学校の給食の検査もしています。「主な食材の検査」と合わせ、「一食丸ごと検査」が行われていて、一度も放射性物質は検出されていません。「主な食材の検査」で検出された場合は、別の食材への変更等が行われる予定でいます。

流通食品は消費生活課で、自家栽培の作物などは農政課で、
持ち込み検査をすることができます。

健康管理について

———小さな子を持つ親として、不安がある場合、どこへ相談に行ったらいいでしょうか。
江部課長:
1歳6か月児、3歳児健康診査の時に、健康相談を受けています。

また中学生以下のお子さんがいる方は、放射線専門の医師による健康相談も行っています。各保健福祉センターで開催していますので、 健康推進課へお問合せください。

松戸市の放射能対策の今後について

———松戸市の今後の対策について教えてください。
江部課長:
継続して市内各施設の放射線量の測定を行い、「基準値」を超える箇所があれば、除染していきます。

現在ある「松戸市放射能対策総合計画」は、平成26年度末までですが、その後についても住民のみなさまの要望などを踏まえ、必要な対策を実施していく予定です。

Q&A

———子育てをしているママ達からの質問です。
Q1. 砂場
子どもを外で遊ばせたいが、すべての公園が安全なのでしょうか。何か注意したほうがいいことはあるかしら?
A1.
松戸市の公園は、高さ50cm(砂場では高さ5cm)で毎時0.23マイクロシーベルト(基準値)未満に下げることを目標に、除染作業を行っています。各公園の放射線量は、公園内の看板で確認できます。
定期的に測定を行い、「基準値」より上昇したら、速やかに再除染を行います。公園については、普通に遊んでいただいて構わないと思われます。

Q2.
松戸市もいろいろな対策を考えてくれているが、今後の対策についても引き続きオープンに発信してください。
A2.
今後も継続して、情報を発信していきます。
私たちも実施していることを、オープンにすることがとても大事なことだと思っています。

Q3. 雪
2013年1月の雪の後、放射線量が上昇した、と聞きました。今後の対策を教えてください。
A3.
雪に放射性物質が含まれていて、上昇したわけではありません。雨水などがたまりやすい個所に、周囲に薄く広がっていた放射性物質が集まって上昇することはあります。今後も放射線量の測定を定期的に行い、「基準値」を超えたら、速やかに再除染を行います。

放射能対策課からのメッセージ

———最後に放射能対策課より、「まつどあ」を見ている方へメッセージをお願いします。

放射能対策課:
松戸市では、子ども関係の施設を優先しています。
公園や学校、子育て家庭を中心とした住宅の除染など、行政主導で行っています。
放射能に対しての不安を少しでも解消してもらえるように、今後も引き続き努力してまいります。

———どうもありがとうございました。

子どもを持つ親として、不安や疑問は尽きません。松戸市はそんな市民の思いに寄り添い、情報を発信しくれています。市の発表などから現状をよく知ることが大切ですね。

各課連絡先

松戸市の放射能対策全般について 放射能対策課
047-704-3994
健康について 健康推進課
047-366-7485
農作物について 農政課
047-366-7328
流通食品について 消費生活課
047-366-7329
保育所給食 保育課
047-366-7351
学校給食 保健体育課
047-366-7459
松戸市の放射線関連情報 松戸市ホームページ(http://www.city.matsudo.chiba.jp/chuumoku/houshasen/index.html)

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