高校生と乳幼児のふれあい体験 | 松戸子育て応援サイトまつどあ

高校生と乳幼児のふれあい体験

少子化や核家族化が進む中、若い世代の人たちは、赤ちゃんに触れることも、身近に育児を見聞きすることも少なくなりました。
自分が産むまで赤ちゃんを抱っこしたことがなかった──そんなお母さんも珍しくありません。
その結果、赤ちゃんのお世話ってこんなに大変だったの?と途方にくれてしまったり、不安から育児書やインターネットの情報に必要以上に振り回されてしまったり…。

松戸市では高校生が命の大切さを学び、将来親となる準備として、小さな赤ちゃんと触れ合う体験授業を実施しています。

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高校生と乳幼児のふれあい体験授業とは

赤ちゃんとふれあい、お母さん達の話を聞くことで、自分の命やこれからの命について考えたり、将来、子育てに関わった時の予備体験とすることを目的に始まりました。平成23(2011)年度から松戸市内の高校、3校にて家庭科の授業の一環で実施されています。
高校生6、7人に、3~5組の親子と保育スタッフが入り、グループになって一緒に遊んだり抱っこしたり、お母さんたちから妊娠・出産時のお話や、子育てについて話を聞きます。

市立松戸高校での「高校生と赤ちゃんのふれあい体験」の様子

高校生と乳幼児のふれあい体験
昨年実施された市立松戸高校での「高校生と赤ちゃんのふれあい体験」の様子をご紹介します。
前半は助産師による「生命を育む“生と性”」の講演、後半はふれあい体験、全3時間の授業でした。高校生が赤ちゃんにふれる機会が少ないように、乳幼児を持つお母さん達にとっても高校生との接点は少なく、ある種話しかけづらい世代ではないか、という心配もありましたが、熱心に話しこむ様子があちこちで見られました。

会場内にはアンパンマンのエプロンをつけた男子高校生の姿や、手作りの布絵本をプレゼントする姿も。布絵本は家庭科の時間に作ったのだそうです。ただこの「ふれあい体験」という時間を無難に“やり過ごす”のではなく、この日を待っていたんだなぁと、ほほえましく思いました。

参加したママたちも「2回目の参加です」という方や、「妊娠中からふれあい体験のことを知っていました。子どもが生まれたら参加したいと思っていました」というご夫婦で参加された方など、この日を心待ちにしていた様子が印象的でした。」

参加者の感想

ふれあい体験後のアンケートによると、お母さん達からは、子の成長を振り返る良い機会になった、生徒達からやっぱりお母さんはすごいと評価されることで自信が得られた、参加して良かったなどの感想がありました。

生徒からは、乳児がいかに弱い存在であるか、育児がどれだけしんどいかを知るとともに、それでも笑顔で子どもを持つことの喜びを語るお母さんに心を動かされた、話を聞くことで出産・育児への漠然とした不安が解消され、生みたくないと思っていた気持ちが変わったという声がありました。

保護者からの声

  • とても素直でやさしい生徒さんたちでした。世の高校生を見る目がかわりました。
  • 子どものいつもと違う顔が見られたし、日中は2人で過ごすことが多いので楽しかった。
  • かわいいと言ってもらえると 子育ての疲れも吹き飛んで嬉しくて頑張ろうと思えました。

ふれあい体験アンケート

生徒からの声

  • 出産とは、新たな命ができるということ。大変だけど自覚を持たなきゃいけないと改めて感じました。
  • 泣いていた赤ちゃんのお母さんが、泣いてる感じを見るだけでお腹がすいてるのか、ねむいのか、オムツなのか、すぐ理解していてお母さんってすごいな、と改めて思いました。
  • かわいい。今まで赤ちゃんがかわいいと思えたのは今回が初めてです!自分自身驚いています。
  • 私が小さい時も、両親が同じ事をしてくれていたことを忘れずにいたいと思います。
  • 今まで産みたくないと思っていたけど、子どもが母親一番な所や、無邪気な姿を見て、自分の子供を育てたいと思った。

ふれあい体験アンケート生徒

取材を終えて
高校生たちは、赤ちゃんの可愛らしさや育児の大変さを肌で感じたのではないでしょうか?出産・育児の大変さとそれにも勝る喜びの体験を聞いたことで、生徒自身が自分の両親から大切に愛されて育ったという気づきもあったようです。
今後も、このような乳幼児とのふれあい体験の場が継続的にもたれ、若い世代が将来の子育てを楽しみにするような社会になると良いと思います。
平成25年度のふれあい体験は、6月に県立松戸向陽高校で実施しました。次回のふれあい体験は、10月29日に市立松戸高校、11月12・13・15日に県立松戸南高校にて行われる予定です。松戸市では参加してくださる親子を募集中です。ふれあい体験は、高校生だけでなく、赤ちゃんにもいつもと違う体験をさせてあげられますし、子育てを振り返る良い機会にもなります。ご自身の妊娠~出産経験を話すのも楽しいものですよ。

まつどあ編集局

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