まちの歯医者さんに聞きました~子どもの歯の健康 その1 | 松戸子育て応援サイトまつどあ

まちの歯医者さんに聞きました~子どもの歯の健康 その1

毎日のお子さんの仕上げ磨き、なかなか難しいですね。
赤ちゃんの歯の健康も気になりますが、少し大きくなった幼稚園生、小学生についてはどうなっているのでしょう。
まちのお医者さんに聞いてみました。

子どもの歯について

子どもの歯は6ヶ月くらいから生え始め、大体2歳半までに20本生え揃います。
子どもの歯は、柔かく、虫歯になりやすいです。飴などなめながら寝てしまうと、すぐに虫歯になってしまうほどです。
たまに「癒合歯(ゆごうし)」といって、歯が2本くっついて生えてくることがありますが、気にしなくて大丈夫です。
上の真ん中の前歯上の歯茎にある、「上唇小帯(じょうしんしょうたい)」を知っていますか?

仕上げ磨きなどのとき、ここを歯ブラシでこすってしまうと、子どもは痛がります。上唇小帯があると、前歯の間に隙間があきます。大体5歳までに転んだ弾みなどで切れてしまいますが、5歳を過ぎてもあるようでしたら、レーザーなどで焼いてしまう方法もあります。焼いてしまうと、前歯の隙間は見る間になくなります。

おしゃぶり

おしゃぶりは、いいことだと思いますか? 悪いことだと思いますか?
答えは、どちらでもありません。
いい面も悪い面も両方あります。
いい面として、精神的安静、鼻呼吸の定着などが挙げられます。
悪い面は、歯並び、口元の突出などの悪化、劣等感、指だこなどがあります。
ゆびしゃぶりが悪化すると、前歯でものが噛み切れない、唇を閉じられない、音を立てて食べる、口呼吸になるなどいいことはありません。

6ヶ月までは全く問題ありません。3歳までもあまり問題はありませんが、思いっきり吸ってしまうお子さんがたまにいて、顔が変わってしまったり、前歯の上と下の間に隙間が空いてしまったり、といった場合には、早めにやめさせましょう。
早めにやめれば自然と歯並びなど直りますが、前歯が噛み合わなくなるくらい(開咬)になってしまうと矯正が必要になります。
ヨーロッパでは、3~4歳までおしゃぶりをしているのが普通です。おしゃぶりで口がふさがれるため、鼻呼吸に自然となると言われています。
口呼吸は楽ですが、風邪を引きやすいって知っていましたか?
鼻は空気清浄器や加湿器などの役割を持っています。

仕上げ磨き

赤ちゃんの仕上げ磨き、どうされていますか?
少し前までは、赤ちゃんを傷つけてしまうので、ガーゼで拭いてあげましょう、と育児書などでは書いてありました。
最近は変わって来て、月齢にあった歯ブラシを使用するのが、よいとされています。

虫歯になりやすい歯はどこがご存知でしょうか。
一番前の前歯の間、頬側、奥歯のみぞ、そして3歳以降に前から4~5番目が虫歯になりやすい歯です。

4番目の歯は1歳半くらいで生えてきます。その後5番目が生えてきますが、この2本の歯は3~4歳で虫歯になってくることが多いです。シーラント(フッ素含有の樹脂)を奥歯のみぞに張るだけで、8割は虫歯に効果があります。歯医者さんでシーラントについて相談してみましょう。
歯と歯の間は、フロスまたは糸ようじを使用しましょう。糸ようじは、大人用は後ろがとがっていますので、なるべく子ども用を使用するといいでしょう。

毎日の親子のコミュニケーションとして、優しく磨いてあげましょう。20歳までは子どもの歯の管理者として見守っていきましょう。

口の中は中性ですが、食べ物を食べると酸性になります。歯を磨いたり、もしくは唾液の効果で自然と3~40分で中性に戻ります。
寝ている間は唾液の分泌量は大幅に減ります。寝る前は必ず歯を磨き、仕上げをしてあげましょう。

理想的な予防は歯磨き以外に、定期的なフッ素を、3~6ヶ月に一度は塗るようにし、4〜5番目の歯にシーラント(フッ素含有の樹脂)を、寝る前にフッ素配合の洗口液をすることです。
3歳くらいまでには、自分で歯ブラシを持って磨く練習をしておきましょう。大人が見本となり、楽しそうに磨くのがポイントです。

母親の歯も妊娠中はホルモンのせいで、歯茎などが腫れやすくなっています。第2子妊娠という人もいますので、早めに歯医者に行きましょう。
家族に虫歯の人が多いと子どもが虫歯になってしまうことが多いです。子どもの健康を考えるのであれば、大人が虫歯を治し、歯石のない清潔なお口の環境にしておくようにするといいですね。

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